
先行上映に行ってきました。ので早速感想などを。とりあえずジャックファンの方は、あまり過度に期待をしないほうが無難です。クラーケン苦手な人も要注意です。ドロドロとか出てきますので。まぁ、マイナスなことをいきなり書いてもしょうがないのですが。
「キャプテン・ジャック・スパロウ」として見たら、多少物足りない部分があるかと思います。活躍シーンがあんまり無くて。今回は「魂を狙われている」という設定のせいか、非常に「イジイジしたジャック」になっちゃってます。…個人的意見ですが。「1のいい加減だけど、ポイントを突いていて、ここぞというところで決めてくれるジャックはどこに行ったの?」って感じです。見ててイライラするシーンとかもありましたし、ウィルやエリザベスを卑怯な物言いで騙したりたり裏切ったりするシーンが多くて。前回からこういう性格なジャックだってことはわかっていましたが、今回は裏切り多すぎ。いくら「いい加減でマイペース」っていう設定があったとしても、少なくとも1ではあんなに酷いことはしなかったよ?
1の主人公はウィル役のオーリーだったはずなのに、ジャックが悪目立ちしすぎて、主役の座を奪ってしまいましたが、今回はその逆パターン。主人公はジャックのはずなのに、オーリーの活躍シーンが多すぎです。アクションシーンが多くて、父親が出てくるために、彼との絡みが多く(ジャックとも多少あったけど)そちらがメインに見えたような。
エリザベスはやっぱり前もって聞いていた通り、ウィルとジャックの間で気持ちが揺れ動いていました。「北を指さないコンパス」をエリザベスが持つと、なぜかジャックを指している。彼女は一体どちらが好きなの?こんな優柔不断な女性だったっけ?良かったところは、1では「お嬢様」状態だったけど、今回ではやたらと剣術が巧くなってて、アクションシーンが良かったですね。でも、やっぱり今更三角関係っていうのはやめてほしかったなぁ。
ラストは「3に続く!」でした。スターウォーズの5みたいな終わり方。ハン・ソロ(ジャック・スパロウ)がカーボナイトされて、レイア姫(エリザベス)が悲嘆にくれて、ルーク(ウィル)が自分の父の存在を知って、6に続いたような感じで。例えですけど、まさしくそれがぴったり当てはまっちゃうところが怖いです。こんな終わり方されたら、来年の公開(2007年5月25日)まで待てねぇよ!今年の暮あたりに上映しろい!って気持ちになりました。
悪いところばかりはなんなので、個人的に嬉しかったところ。
1.ノリントン提督が出てきてくれたこと。しかも凄い役で。今までのノリントンを想像しちゃーいけません。
2.猿のジャックもご出演。なかなか愛嬌ありました。
3.バルボッサ側のデコボココンビの再登場〜〜。あれは嬉しかったな。あの片目が義眼の人とお髭の人のコンビです。
4.牢屋のワンコも再登場〜〜。
5.ラストのラスト、あの人が登場〜!ビシッと締めてくれました。きっと今回一番カッコ良かったのは彼じゃないでしょうか。
以下ネタバレなので「Read More」に書きます。気になる方はご一読を。

エンドクレジット後のワンコは「生贄」になっちゃうんでしょーか?(苦笑)気になるところはここかよ!という感じではありますが、ワンコ好きにはあの終わり方は非常に気になります。お願いだから生贄にはしないで下さい。
ノリントン提督の変わりようはいきなり「アレ」だったので、かなりびっくり。嬉しいはずなのに、なぜか素直に喜べないぞ?って感じで。1ではジャックの絞首刑を見逃したのは確かに彼ですけども、いきなり海軍から首切りにあっちゃうなんてねぇ。しかも、ディヴィ・ジョーンズの心臓を奪おうとする目的は、元の地位に戻るためって…。野心丸出しじゃないですか。うーん、彼ってそんな性格だったかなぁ?私の勘違いでしょうか?
バルボッサ側のデコボココンビが登場した時もちょっとびっくり。なんで生きてる訳?確かに1のエンディングでは彼らの死は無かったかもしれないけども。よほど人気があったから「この際人気に分乗して出しちまえ」って感じでしょうか?嬉しいんですけどね。
あと、ジャックの元・恋人(名前忘れた)がお守りで「土の入った瓶」を渡した理由は?なんか意味があったんでしょうか?その辺り、中盤でダレていた部分があったので、はっきり覚えてなかったりします。
一番の本音としては、あの終わり方は無いだろう?です。ジャックがクラーケンに襲われるブラックパール号から逃げ出した後、カッコよく戻ってきたのはいいんですが(ジャックの一番の見せ場ですかね?映像はまるでマトリックスでしたがw)裏切ったことをエリザベスに咎められて、色仕掛けで(キスシーンあり。結構濃厚。それを垣間見てたウィルは非常に悲しい表情。当然ですよね、フィアンセがあんなことするなんて)ジャックの気持ちをそがせるんですけど、その間にちゃっかり手錠に繋いでブラックパール号から逃げられないようにしてしまって。「クラーケンは貴方を狙っているのよ。貴方がここに残れば他の人は助かるの」って。いや、確かにそうですけどね。それだったら、最後に「罪悪感丸出し。私は悲劇のヒロインなの」みたいな表情しないでくださいな。「大好きなウィル(とその他)助けるためには仕方がなかったのよ…」ぐらい開き直って欲しかったかなぁ。まぁ、それをされてしまうと、ちょびっと寂しいものもあるんですけど。複雑ですな。とりあえず、一番言いたいことは「今更三角関係なんか出してんじゃねーよ!」ですかねww
あと、自らクラーケンの餌(?)になっていくジャックにもかなり違和感。あんな性格だったっけ?もっと斜に構えて「やれるもんならやってみろよ(ニヤリ」みたいにして欲しかったなぁ。クラーケンに食われてしまった後、中で大暴れてして(例えばラム酒爆弾を持ってて、内臓にそれを設置しちゃうとか)飛び出してくるジャック。その後、ディヴィ・ジョーンズと対決するシーンがあって、ジョーンズは不死身(でしたよね?確か)のため対決しても勝てなくて、ジャック刺される!みたいな終わり方の方がまだ良かったかも。
と悪いことばかり書きましたが、ラストのラスト、バルボッサの登場は非常に嬉しかったですよ。「何で貴方がーーー!」と。巧い「引き」だなぁ、と思いましたもの。まぁ、この辺りも突っ込みどころ満載ではありますが、元々がそういう映画だからしょうがないw
役者ファン(ジョニーならジョニー、オーリーならオーリー、キーラならキーラ)のファンの人はそれなりに演技が楽しめるかと思います。キャラクターファンの人には辛いかもしれないですね。私は…ジョニーが好きで、ジャックも好きだから、微妙な気持ちですけど。DVDは出たらもちろん買いますけど、もう2と3を一気に出してほしい気分。というか、どうせまた、1から3までの「デラックスパック」とかそういうの出すんじゃないでしょうね。それが一番困りモノ。…3のチョウ・ユンファが敵ボスとして出てくるのも、なんだか不安があるような無いような。3はもっと充実した内容にしてくださいね、スタッフさん。余談:アナマリアはどこに消えちゃったんでしょう?
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